2008年3月15日土曜日

TV-ANIMATION史上初!それは「Heidi」

2006年8月1日オリコン調べで、子供をもつ親に聞いた「子供に教えたい懐かしのANIMATION_Rankings」総合1位になったのは?

それは「アルプスの少女ハイジ」です。

「やっぱりな」と思う人が多いんじゃないでしょうか?その内わけは 母親1位 父親4位 だそうです。

ハイジは幼い頃に両親をなくし5才までデーテ(母方の祖母)に育てられた。しかし祖母の都合によりアルムの山小屋に住むアルムおんじ(父方の祖父)のところで育てられることに・・・・・
そこにはペータ(ヤギ飼い)やペータのおばあさんなど人や大自然の動植物に囲まれ、何よりアルムおんじから様々な事を学び健やかに暮らしていました。

8歳のときデーテがハイジを騙し、フランクフルトのゼーゼマン家に連れて行ってしまいます。
そこでハイジは足の不自由なクララと出会う。ゼーゼマン家の人たちはとても親切なのだが、クララの執事のロッテンマイヤーはハイジを厳しく躾ける。そんな折ハイジはフランクフルトの生活に馴染めずまた、楽しかったアルムのことを思い返す日々。しかしクララに余計な心配をかけまいと独り思いつめているハイジは重いホームシックにかかってしまう。医師の薦めもありハイジは念願のアルムの山に帰ることに。ハイジはみるみる元気を取り戻していく・・・

ある日、クララは療養を兼ねてハイジの居るアルムの山小屋にやってきた。そこでの生活は都会育ちのクララを心身ともに強くさせ、なんと歩けなかった足が自分で歩けるまでに!

 大自然と大都会、田舎モノと都会っ子と両極端なキャラクターにより複雑な人の心理を垣間見ることの出来るすばらしいANIMATIONです。(偏ってはいけないと言うことです。)

この話の舞台スイスでの生活習慣や自然、動植物をリアルに表現させたのは実は、TV_ANIMATION史上初の海外現地調査をおこなったからなのである。しかもそのメンツが田畑薫、宮崎駿、小田部洋一らの名前が挙げられる。(だと思いました。やっぱり凄いぜ!)

さすが「世界名作劇場」と思ったら、実は「世界名作劇場」を製作した「瑞鷹エンタープライズ」(当時)の子会社、「ズイヨー映像」製作なので世界名作劇場作品に属さないそうです。

蛇足ですが、オープニングでハイジがブランコに乗っているシーンがありますがあのブランコの長さは約17.8メートル(振り子の周期からの計算)なんだそうです。(50へ~)

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