このCARTOONは1973年から「Weekly Shonen Champion」に連載された無免許医師BLACK JACK(ブラックジャック)の人間ドラマです。
ツギハギの顔に黒いマントがトレードマークの彼は無免許医師(いはいるモグリ)とは言うものの、天才的な医師であらゆる難病を法外な手術料で治すという一見するとダークな主人公ではある。
しかしソレは人の命に対する絶対的な尊さ(命は何者にも変えられない)という彼の哲学のようなものだ。
例えば、お金持ちの患者と貧乏な患者、額は違えどその人にはとてつもない額を請求する。
依頼者が「一生かかってでも全部支払おうと努力する姿や、治癒への強い意志があるか」を試しているのだ。
大体前者は多額の手術料を取られ、後者は免除される。
まあお金持ちってワガママで何でもお金で解決できると思っているからお仕置きだよね、その点貧乏者は必死に生きてるって感じで(捻くれてるヤツもいるけど)結末を迎える。
当時の私は、小学生でしたが連載されている雑誌ではなくCOMICを読んでいましたが手術のシーンなどかなり刺激的なもので、少年誌にしては妙に大人じみた印象を受けた内容。
今読んでも感慨深いその作品は、やはり大人向きのモノではないかな~と思う。
2008年3月8日土曜日
CARTOON BLACK JACK (ブラックジャック)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿