最近思うのですが、ANIMATIONの主題歌などにアーティストの歌を採用しているものが多く感じます。
私の子供の頃のANIMATIONには、大体そのANIMATIONの題名が入り、「愛」や「勇気」など熱い歌が支流だったような気がします。
またアーティストが歌ったとしてもANIMATIONの題名が入っていたような気がします。
特に印象に残っているのはWeekly Shonen Jumpに掲載CARTOONの「CAT'S EYE」が1983年にTV_ANIMATION化そのときにJ_POP歌手の杏里が番組主題歌を歌ったこと。
当時Animated_songをJ_POP歌手が歌うということは珍しく、しかも「ザ・ベスト10」という歌番組においてはAnimated_songが1位になるという快挙も成し遂げた。
そもそもAnimated_songの歴史としては黎明期と呼ばれる1930年頃から始まっているのだが、本格的な時代になったのは1963年「Astro Boy」の開始により、子供向けにCARTOON等を題材にしたソノシートを発売していた朝日ソノラマが多くのレコードを発売し成功していた。
原型としてはラジオ番組主題歌がベースであるため、作品のタイトルはもちろんのこと、内容や情景と言ったものが必然的に入るこの形式が確立されたのだろう。
ゆえに初期Animated_songは、童謡歌手や声優さんらが歌う比較的単純で明確な内容のものが多かった。
後期に入ると朝日ソノラマを意識してか音楽会社がAnimated_songを管轄し始める。
Animated_songは売れないミュージシャンらのアルバイト的なものと思われていた今までから1970年代にはAnimated_songを主に歌うアニソン歌手が登場する。
堀江美都子を嚆矢とするアニソン歌手は、子門真人、水木一郎を経て、大杉久美子、ささきいさおで確立した。
「リボンの騎士」「あしたのジョー」など今までの直接的歌詞の内容ではなく、イメージを強く出したAnimated_songが出始める。
そして、「Space Battleship Yamato」「The Galaxy Express 999」などのANIMATIONはもちろん主題歌のヒットによりこれまでのレコードの購買層が、子供たちからもう少し上のヤング層にまで広まりAnimated_songの認識を変えさせ、また多くのレコード会社が着目するようになった。
2008年3月30日日曜日
Animated_song History ①
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